藤本やすし氏編集の書籍ほか3冊


周りを驚かせるようなカッコいいアイデアやデザインは、一朝一夕で生まれるものではありません。情報や技術を取り入れつつ、日々感性を磨きながら、実践(現場)で鍛えていく。インプットとアウトプットのサイクルが大切。多忙なデザイナーのインプットを助けるべく、MdN Interactive編集部がオススメ本を紹介していくコーナーです。



ユーザー視点によるデザインでWebビジネスを成功へ
『Webビジネスのための
ユニバーサルデザイン成功の法則65』 濱川 智+株式会社カレン 著/翔泳社
2,400円+税

企業Webサイトの成功条件は、メッセージやサービスを発信する側(企業)とユーザーとを結ぶコミュニケーションプロセスの最適化にあるとし、Webビジネスを成功に導く実践的なノウハウをまとめた本書。Web上で発信されるメッセージ、サービスは常にデザインを通じてユーザーに伝達されるものであるから、ユーザー視点不在のWebサイト・Webビジネスは成功しにくい。より多くのユーザーとの“対話”を実現するWebの「ユニバーサルデザイン」の効果を解く。



雑誌の歴史をデザインの観点から見直す 『雑誌をデザインする人と現場とセンスの秘密』 藤本やすし(CAP) 著/ピエ・ブックス
3,600円+税

戦後60年の間に登場し、デザインの流行に大きな影響をもたらしたエポックメイキング的な雑誌を取り上げ、雑誌の歴史や各時代をデザインの観点から捉え直す。登場するのは『暮らしの手帖』、『太陽』、『MORE』、『CUT』、『WIRED 日本版』など20誌で、各誌の誌面デザインを紹介し、アートディレクターや編集者のインタビューと共に掲載。その時代、その時代に画期的だったスタイルを知ることが、次代の新しいデザインを創造する手がかりになるだろう。






文具屋さんに寄り道したくなるアイテムガイド
『ショップで見つけた とっておきの文房具』
ヒトリシャ 編/ロコモーションパブリッシング
1,500円+税

プロダクト・デザイナーのみならず、デザインの仕事に携わる人には、ステーショナリーをはじめとした道具にこだわりのある人は多いはず。文房具を取り扱う26のショップを訪ね、スタッフが選んだ“とっておき”260点を紹介したショップ&アイテムガイド。専門店はもちろん雑貨店や画材店、アートショップなど、ジャンルを超えてお店を訪ね、出会った文房具をショップの情報と共に掲載したのが本書。素朴なもの、かわいいもの、それぞれのデザインに目を引かれる。




TOC賞応募作から選出された優秀作品を収録
『コピー年鑑2006』 東京コピーライターズクラブ 編/宣伝会議
2万1,000円+税

東京コピーライターズクラブ(TOC)が選出し、コピーが優れた広告に贈られるのがTOC賞。その応募作から、受賞作をはじめとする優秀作品約800点をオールカラーで収録した。本書のコンセプトは「笑点」となっているのだが、コピーライティングの仕事を、お題を元にその人らしい答えを出し、客席を沸かせる「笑点」の大喜利に例えたのは言いえて妙。受賞者のポートレートが着物に座布団の「大喜利スタイル」で撮影されているのも、クスリとした笑いを誘う。




(更新日:2007年1月9日)
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