産総研、立体映像に触れられる技術を開発

産総研、立体映像に触れられる技術を開発
独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)は、立体映像に感触や手応えを与え、さらに感触で確認しながら形状をデザインできるシステム「i3Space(アイ・キューブ・スペース)」を開発したと発表した。

同システムは高感度・非ベース型錯触力覚インターフェイスに位置測定用マーカーを装着してユーザーの動作を確認し、動作に合った制御を行うことで立体映像に触れたような感触・手応えを実現する。この技術を用いた3Dデザインや絵画のタッチ表現、ビデオゲーム用インターフェイスなどへの応用も期待できるという。

今後は小型化・高機能化を進めるとともに、スマートフォンなどへの対応、家電・情報機器メーカーとの連携・共同開発を推進することで、用途に応じた開発および実証実験を図っていく。



力覚フィードバックによる3次元デザイン支援

独立行政法人産業技術総合研究所
URL:http://www.aist.go.jp/



2010/08/26
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