ニフティ、ヤフー、楽天等、迷惑メール対策のドメイン認証技術「DKIM」の普及団体「dkim.jp」設立

（株）インフォマニア、センドメール（株）、ニフティ（株）、（株）パイプドビッツ、ヤフー（株）、楽天（株）の6社は11月15日、迷惑メール対策のドメイン認証技術「DKIM」の普及推進のため「Japan DKIM Working Group」（略称：dkim.jp）」を設立したと発表した。

「Japan DKIM Working Group」は（株）インフォマニア、センドメール（株）、ニフティ（株）、（株）パイプドビッツ、ヤフー（株）、楽天（株）の6社が発起人となり、迷惑メール対策のドメイン認証技術「DKIM」（DomainKeys Identified Mail）の国内における普及を推進することを目的とした団体で、略称はdkim.jp。DKIMの認証は「送信者が署名を付加する」「受信者が署名を検証する」のふたつで成立するため、送信者の対応と受信者の対応の両方が普及にために必要で、事業者間の連携を強化し、DKIMの啓発・普及を押し進めるという。

送信ドメイン認証は、電子メール送信者情報のうち、ドメイン部分の正当性確認を目的としており、完全に普及すれば、送信元メールアドレスの詐称を防止できたり、ドメインを評価できたりするなどの効果が見込まれるという。送信ドメイン認証にはおもにSPF、Sender ID、DKIMの3種類の規格が存在している。

Japan DKIM Working Group
URL：http://www.dkim.jp/

2010/11/15