マカフィー、新年を迎えるにあたって「2011年、12のオンライン詐欺」を発表

McAfee, Inc.は、新年を迎えるにあたってインターネットユーザーが注意すべきもっとも危険なオンライン詐欺「2011 年、12 のオンライン詐欺」を発表した。具体的には、以下の通りだ。

・iPad無料提供詐欺
・偽のメッセージによる旅行詐欺
・偽のオンラインギフトカード
・偽の転職紹介メール
・スミッシング ―フィッシング目的のSMSメッセージ送信
・偽のホテルサイト
・収まらない不況を悪用した金融詐欺
・危険な電子グリーティングカード
・安価なオンラインショッピングオファー
・チャリティフィッシング詐欺
・危険なフリーソフトダウンロード
・ホテルや空港の無線LAN

McAfee Labs東京の主任研究員・本城信輔氏は「年末年始休暇は多数のユーザーがさまざまな消費行動を行う。特に2011年は円高の影響で海外のECサイトで買い物をするユーザーが多くなる。サイバー犯罪者はこの機会を狙ってくるので、さまざまなオンライン詐欺を認識してみずから身を守ることが重要」と述べている。

また同社は、インターネットユーザーに対してPCと個人情報を守るため以下の5点を順守するようにアドバイスしている。

・オンライン取引を行う際は、Webサイトの安全性を証明するための第三者機関によるトラストマークやアイコンが掲載されている信頼性の高いWebサイトのみを利用する
・スパムメールやテキスト、インスタントメッセージなどから届く怪しげなサービスに反応しない
・メールに貼られたリンクのアドレスをクリックする際は、プレビューして定評あるWebサイトに進むリンクかどうか必ず確かめる。出所がわからないものをダウンロード/クリックしない
・標準価格や競合他社の価格をはるかに下回る価格オファーには十分に注意する
・信頼できる無線LANネットワークを使用する

iPad詐欺メールの一例

McAfee, Inc.
URL：http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_10b.asp?pr=10/12/13-1
http://www.mcafee.com/japan/
2010/12/13