駅ナカでのデジタルサイネージの効果検証結果が発表、平均視聴率19.05%

駅ナカでのデジタルサイネージの効果検証結果が発表、平均視聴率19.05%

首都圏の鉄道会社および鉄道系ハウスエージェンシーで構成された「デジタルサイネージ推進プロジェクト」は、駅ナカでのデジタルサイネージの効果検証結果を発表した。実施期間は2010年6月21日~10月10日の放送分となっている。

検証結果によると、15秒素材の平均視聴人数は1週間あたり約22万人、15秒素材の平均視聴時間は約1.5秒、平均視聴率(システム測定範囲における視聴人数÷筐体前通行人数の平均)は19.05%。今回の結果から、興味・関心喚起に効果があると考えられる表現手法として「短い尺で瞬間的・感覚的にメッセージを伝える」「駅利用者のインサイトに着目したメッセージにする」「天気などのコンテンツと連動させる」「吹き出し・テロップなど表現にアクセントをつける」などが挙げられている。

また、平日朝の通勤・通学時間の視聴人数のピークは男性が女性より早く、午後のピークは女性が早くなっていた。さらに土日祝の視聴人数は男性が駅利用者数に比例して減少傾向にあるのに対し、女性は駅利用者数の減少が男性ほど少なくなく、また視聴人数が平日平均より増加傾向にあったという。



駅ナカのデジタルサイネージのイメージ


デジタルサイネージ推進プロジェクト
URL: http://www.eki-digitalsignage.net/
2010/12/17

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