イースト、EPUB日本語拡張仕様策定により、ブラウザでの縦書きが進行中と発表

総務省の平成22年度「新ICT利活用サービス創出支援事業」（電子出版の環境整備）の「EPUB日本語拡張仕様策定」を受託したイースト（株）、社団法人日本電子出版協会、アンテナハウス（株）は、このプロジェクトによって、Safari、ChromeなどのブラウザやiBooksなどの電子書籍ビュアー、スマートフォンOS Androidで、日本語組版の実装が進んでいると発表した。

EPUB（イーパブ）はブラウザのHTML形式をそのまま採用しているが、このHTMLへの縦書き、ルビ、縦中横、禁則などの日本語組版仕様はまだ策定中だ。しかし、これをブラウザやEPUBのオープンソース描画エンジンWebKit（ウェッブキット）が実装を進めている。WebKitはApple社のSafari、iBooks、Google社のChromeやAndroid OSなどで採用されているため、年内に日本語組版がこれらに実装される見通しとなった。

実際のブラウザやビュアーのダウンロード方法や、サンプルHTMLファイルはhttp://bizpal.jp/epub を参照。

webkitイメージ

イースト（株）
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2011/1/20