東京電力、今夕に電力不足による停電の可能性と発表

東京電力、今夕に電力不足による停電の可能性と発表

東京電力株式会社は3月12日、東北地方太平洋沖地震での同社の発電設備の損壊より、3月12日夕方にも同社の電力供給区域内において、電力の供給力不足による停電が発生する可能性があると発表した。

発表によれば、東北地方太平洋沖地震により、同社の福島第一および第二原子力発電所をはじめ、発電所や流通設備などが大きな被害を受けているため、同社の電力供給区域内において供給力が低下しているため、今後予想される電気の使用量に対し、供給量が不足し、3月12日の夕方にも停電になる可能性があるという。同社の営業区域は、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、富士川以東の静岡県。同社による3月12日の需給予測は、需要想定が18〜19時の需要想定3800万キロワットに対し、供給力が3700万キロワット。100万キロワットの不足となる。

同社では、工場など大口の顧客に電気の使用の抑制を呼びかけているほか、ほかの電力会社からの電気の購入などにより、電力の安定供給確保に全力で取り組んでいるとしている。また、不要な照明や電気機器の使用を控えるよう呼びかけている。





「需給逼迫による停電の可能性と一層の節電のお願いについて」
URL:http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031217-j.html

2011/03/12

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