ソフトイーサ、通勤困難者に向けてVPNサービスを無償解放

ソフトイーサ、通勤困難者に向けてVPNサービスを無償解放

ソフトイーサ株式会社は3月14日、シンクライアント型サービス「PacketiX Desktop VPN オンラインサービス」を、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)で危険地域から早急に避難をする必要があるユーザーや通勤が困難になっているユーザーのために、2011年3月14日午前0時から会員以外にも無償解放した。無償期間は当面の間としている。

同社の「PacketiX Desktop VPN オンラインサービス」は、自宅や出張先など出先から職場のPCやデータにアクセスできる月額950円(税込)の商用サービス。東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)で、危険地域から早急に避難をする必要があるユーザーや、交通機関の混雑等により通勤、出張等が困難となっているユーザーのために、契約を結んでいない会員以外の臨時利用者に対し、同サービスを当面の間、無償で提供すると発表した。一時的な在宅勤務や避難先からの勤務などに利用できる。

臨時利用者が同サービスを利用する際にユーザー登録や個人情報・メールアドレスの登録等は一切不要。同社からダウンロードできるソフトウエアをWindows PCにインストールするだけで利用できる。個人情報を登録しないため、無償提供期間の終了後はソフトウェアをアンインストールするだけで利用を終了できる。

なお同社は茨城県つくば市にあり、オフィス等も大きな損傷を受けたという。同社は「地震発生後から2日間を費やし、必要最低限の通信システムやサーバー等を復旧させた結果、本サービスの提供が可能となりました」としている。


Desktop VPN利用イメージ


「東日本大震災に伴う在宅勤務を実現するリモートデスクトップ VPN サービス 「PacketiX Desktop VPN サービス」の臨時的な無償開放について」(ソフトウエアのダウンロード先もこちら)
URL:http://www.special-vpn.jp/

2011/03/14

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