Apple、iPhoneの位置情報問題について回答を発表―アップデートで修正へ

米Appleは、iPhoneの位置情報問題に関する質問に答える文書を発表した。

発表によると、iPhoneに記録される位置情報はユーザーの周辺にある携帯電話の基地局とWi-Fiスポットの位置だけであり、ユーザー個別の位置情報を収集しているわけではないという。

位置情報を記録する理由としては、GPSで位置を特定する際の時間を短縮し、GPSが使えない場合でも位置情報を利用可能にするためで、これらのデータは匿名で暗号化された状態でAppleに送信される。

さらに位置情報サービスをオフにしても記録され続けるのはバグであり、この問題を修正するため数週間以内にアップデートを提供するとしている。

アップデートにより、iPhone上にキャッシュされる携帯電話基地局およびWi-Fiスポットの位置情報が削減されて、バックアップされないようになり、位置情報サービスをオフにするとキャッシュが削除されるようになる。

iPhone 4

Apple
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2011/04/28