ソフトバンク、紛争処理委に斡旋を申請-総務大臣に意見申出書も提出

ソフトバンク、紛争処理委に斡旋を申請-総務大臣に意見申出書も提出

ソフトバンクモバイル株式会社は、5月に株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)が電気通信事業紛争処理委員会に斡旋を申請した件について、同委員会に対して情報を開示すると発表した。

同時に、ソフトバンクモバイル株式会社とソフトバンクテレコム株式会社は同委員会への斡旋の申請も行った。内容は、NTTドコモが2009年度以前に適用していた接続料について販売奨励金などの営業費を控除した料金に見直しが必要なことと、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が提供するドライカッパ電話のジャンパ工事費に関する案件。

さらにソフトバンクBB株式会社は、NTT東日本およびNTT西日本の「116窓口」において、顧客からの要望がないのにもかかわらずフレッツ光などの勧誘を行っている割合が、同社のユーザーへのヒアリングによると4割となっているとして総務大臣に意見申出書も提出した。

なお、ソフトバンクモバイル株式会社およびソフトバンクテレコム株式会社、ソフトバンクBB株式会社の3社は、この件とは別に6月8日付けで総務大臣に対して、KDDI株式会社ほか19社とともに「公正競争確保に係るNTT東・西殿の活用業務に関する要望書」も提出している。


ソフトバンクモバイルのWebサイト

発表資料
URL:http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2011/20110609_01/

「公正競争確保に係るNTT東・西殿の活用業務に関する要望書」
URL:http://www.softbankmobile.co.jp/ja/design_set/data/news/press/2011/20110608_01/pdf/20110608_01.pdf

2011/06/10

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