スマホのGPSとARを活用した観光ナビサービス「佐久中山道宿場めぐり」

TIS株式会社は、スマートフォンのGPSとAR（拡張現実）機能を活用した同社の情報配信プラットフォーム「SkyWare」の観光情報サービス「街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWare」を長野県佐久市が採用したと発表した。佐久市観光協会は同サービスを使った観光プログラム「佐久中山道宿場めぐり(仮)」を10月1日に開始する。

同プログラムでは、佐久市の観光資源である「中山道」エリアの見どころをスマートフォンでナビゲーションしながら、動画や音声案内を組み合わせて観光情報を提供する。スマートフォンのカメラに映し出された街並みに街道の歴史遺産や食文化、裏話をタグとして表示させるほか、季節の祭りを動画で紹介したり、街道に伝わる小唄を音声ガイダンスとして提供したりする。

また、これまで観光パンフレットには載せられなかった中山道の「マル秘裏話」も登録して、地元でしか知ることができない昔話や食文化として提供し、観光客が楽しめる着地型観光ナビゲーションを実現する。スマートフォンの対応OSや対応機種、アプリのダウンロード方法は9月に佐久市のWebサイトで掲載する。

ナビゲーション画面イメージ

発表資料
URL：http://www.tis.co.jp/news/2011/20110816_1.html
佐久市観光協会
URL：http://www.city.saku.nagano.jp/kankou-k/

2011/08/17