世界最高速・毎秒40ギガビットの無線伝送に成功-NICTと阪大が共同実験

世界最高速・毎秒40ギガビットの無線伝送に成功-NICTと阪大が共同実験

独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)と大阪大学は共同で毎秒40ギガビットの無線伝送実験を行い、これに成功したと発表した。

この速度は従来の伝送実験最高記録(毎秒27ギガビット)を大きく超えるもので、NICTはこの成果について世界最高速としている。毎秒0.3ギガビットとなる最新の無線LAN(IEEE 802.11n)と比較すると約130倍の速さで、容量32ギガバイトのメモリ転送の所要時間は無線LANでは14分以上かかるが、毎秒40ギガビットならわずか6秒程度となり、スーパーハイビジョンの非圧縮伝送も可能になるという。

今回の実験では、高速伝送に適してはいるが発生させるのが難しい「ミリ波帯」の電波を利用した。NICTがこれまでに開発した「光によるミリ波発生装置」や「高速高精度16値光変調器」に加えて、今回新たに開発した「光・ミリ波変換器」を使うとともに、阪大が開発した「デジタル信号処理技術」を組み合わせることで実験に成功した。


実験概要

発表資料
URL:http://www.nict.go.jp/press/2011/08/20-1.html

2011/08/22

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