Mozilla、パフォーマンスが改善した「Firefox 7」のベータ版を公開

Mozillaは、Webブラウザの次期バージョン「Firefox 7」ベータ版を公開した。Windows版・Mac OS X版・Linux版が用意されており、Webサイトから無料でダウンロードできる。
今回のベータ版では、ユーザーのブラウジング体験を高めるパフォーマンスの向上と、デベロッパーがWebアプリケーションやWebサイトをより素早く作成できるようにするツールが含まれている。

本バージョンでは、メモリ使用量を削減し、応答性、起動時間、ページ読み込み時間などさまざまな面でパフォーマンスが改善された。また、JavaScriptガベージコレクタをより頻繁に動作させることでメモリを解放。複数のタブを開いているときやFirefoxを長時間実行しているときのパフォーマンスを改善した。そのほか、HTML5 Canvasを使ったアニメーション描画の高速化に加え、ページ読み込み時間やサイトナビゲーションの測定を計算し、デベロッパーがWebサイトのパフォーマンスを向上させる方法を特定できるようになった。

なお、Firefoxではバージョン4以降、原則として6週間ごとのアップデートを行う高速リリースサイクルを導入しており、次期バージョンの正式公開は米国時間の9月27日となっている。

「Firefox 7」ベータ版ダウンロードサイト

Mozilla
URL：http://mozilla.jp/firefox/
URL：http://mozilla.jp/blog/category/firefox-7/
2011/08/23