総務省、900MHz帯割り当ての開設指針案を発表-11月21日まで意見募集

総務省、900MHz帯割り当ての開設指針案を発表-11月21日まで意見募集

総務省は、携帯電話会社向けに新たに割り当てる900MHzの周波数帯について、割り当ての審査基準となる開設指針案「3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針案」を発表し、これに対しての意見募集を開始した。期間は11月21日まで。

現在、同周波数帯には株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)およびKDDI株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社、イー・アクセス株式会社の4社が割り当てを希望しており、このうち割り当てられる事業者は1社のみ。割当先は2012年2月ごろに決定される予定で、2012年7月25日以降に使用可能となる。

同指針案では、割り当てられてから7年後までにLTEサービスを開始することや、人口カバー率を4年後までに50%以上、7年後までに80%にすることなどが盛り込まれている。また、ICタグなどの移行費用負担額の上限は従来の1000億円から2100億円に引き上げられている。


「3.9世代移動通信システムの普及等に向けた制度整備案に対する意見募集」

「3.9世代移動通信システムの普及等に向けた制度整備案に対する意見募集」
URL:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_01000049.html
「3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針案」
URL:http://www.soumu.go.jp/main_content/000133004.pdf

2011/10/24

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