日本IBM、企業向けパブリッククラウドサービスの機能を拡張

日本IBM、企業向けパブリッククラウドサービスの機能を拡張

日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、世界共通の企業向けパブリッククラウドサービス「IBM Smart Business Cloud - Enterprise」の機能を拡充すると発表した。12月5日から提供開始となる。

同サービスは日本を含んだ全世界6カ所のIBMクラウド・データセンターを連携・統合しており、世界中のどこからでも利用できる低価格なパブリッククラウドサービスだ。今回の機能拡張により、ファイアウォールとして必要な機能を備えた専用仮想サーバのイメージが提供される。また、独自にカスタマイズした仮想マシンイメージを、別のIBMクラウド・データセンターへ移動することが可能になった。さらに稼働した状態の仮想サーバからストレージを切り離して、ほかの仮想サーバに接続できるようになっている。

料金体系も拡充となり、これまでは仮想CPU(1.25GHz)1個・仮想メモリ2GB・仮想ディスク60GB・OS Windows Server 2003/2008という構成で1時間10円~という金額で提供されていたが、仮想CPU(1.25GHz)1個・仮想メモリ2GB・仮想ディスク60GB・Linux系OSという構成で1時間7円~という料金体系になった。



IBM Smart Business Cloud - Enterprise Webサイト

日本アイ・ビー・エム株式会社
URL:http://www-935.ibm.com/services/jp/igs/cloud-development/
http://www.ibm.com/jp/ja/
2011/11/30

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