リコー、紙面を撮影すると関連情報を表示するiPhoneアプリ「RICOH TAMAGO Clicker」

リコー、紙面を撮影すると関連情報を表示するiPhoneアプリ「RICOH TAMAGO Clicker」

株式会社リコーは、雑誌など紙媒体の任意の位置をiPhoneで撮影すると、撮影対象に関連したさまざまなコンテンツやサービスへのリンク先情報を表示するアプリ「RICOH TAMAGO Clicker」を提供開始した。App Storeから無料でダウンロードできる。

同アプリを使うことにより、対象のページを撮影するだけで動画や音声、関連情報やECサイト、SNSページなどが表示されるほか、iPhoneの地図や電話、Eメールとも連携できる。紙面には二次元バーコードなどの埋め込みは不要。画像認識には同社の研究開発子会社が開発した技術「リコービジュアルサーチ(RVS)」が活用されており、ページ内の位置まで瞬時に認識・特定できる。

ひとつのリンク領域に対して最大6個まで関連リンクを埋め込めるほか、配信する関連リンクの追加や変更も可能。撮影した画像データの照合や関連情報の配信は、同社が試験運用するクラウドサービス「Clickable Paper」から行われる。

同アプリを活用したサービスは、朝日新聞出版の「AERA English」の2月号および3月号で利用できるほか、2月23日に発売される4月号でも提供される。同アプリで同誌のページを撮影すると、各記事に関連するWebサイトやマルチメディア情報などのリンクを自動的に画面に配信する。


「RICOH TAMAGO Clicker」

「RICOH TAMAGO Clicker」(iPhone/iPod touch/iPad2対応、無料)
【iTunesが開きます】

※価格は記事執筆時点のもので、変動する可能性があります。ご了承ください。
2012/02/21

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