グリーンハウス、写真から料理を判別する技術の実証実験を開始

株式会社グリーンハウスおよびその関連子会社は、ソニー株式会社が開発中の「食事写真自動判別技術」を応用した実証実験を3月21日に開始すると発表した。同実験はグリーンハウスの子会社である株式会社ウィットが運営する健康管理・ダイエットサイト「あすけん」を通じて行うもので、3月13日より同サイトの会員を対象に実証実験の参加者を募集する。

同実験では、複数の料理をまとめて1枚の写真として撮影した場合に、写真の中に含まれる料理の数と領域を自動的に判別し、各料理のメニュー名を自動的に推定する技術を利用する。「あすけん」は推定された料理内容をメニューデータベースと照合してカロリーなど料理の栄養価を算出し、栄養士による食生活改善アドバイスなどを提示する。

同技術の導入により、写真を投稿するだけで食べたメニューを記録して栄養価を確認することが可能となり、食べたものを手動で入力する手間が省ける。ウィットは同実験を通じて解析技術の精度や利便性などを確認するとともに、ユーザーからのフィードバックをもとにさらなる精度・利便性の向上を図るとしている。

「あすけん」

発表資料
URL：http://www.greenhouse.co.jp/topics/2012/120312.pdf
「あすけん」
URL：http://www.asken.jp/
2012/03/13