グリー、未成年ユーザーの利用金額を制限－RMTへの対策も実施

グリー株式会社は、未成年ユーザーの利用金額の制限を4月1日に導入開始すると発表した。これにより、15歳以下は月間5000円まで、16歳から19歳までのユーザーは月間10000円までしか利用できるなくなる。

また、未成年ユーザーがゲーム内の各アイテムを購入する際に、有料であることなどを強調表示して注意喚起する措置を今後できるだけ早く実施する。さらに、希望するユーザーに対して、コインの購入が毎月一定金額に達した時点で、メールなどで利用状況を通知するサービスも提供開始する予定だ。

同社はさらに、GREEの利用規約で禁止している「リアル・マネー・トレード（RMT）」について、違反したユーザーのアカウント停止などの対応を強化すると発表した。RMTとは、GREEサービスの一部の利用権を現金などと交換取引をすることで、今後は有人によるチェックや注意喚起のための特設ページや専用窓口の開設、GREE外における違反行為の有人チェック、パートナーに対するRMTへの厳格な対応の依頼などを行う。

未成年ユーザーのアイテム購入時における注意表示の強化イメージ

発表資料
URL：http://www.gree.co.jp/news/press/2012/0316_02.html
URL：http://www.gree.co.jp/news/press/2012/0316_03.html
2012/03/19