日立、ビッグデータ活用のため専任組織「スマート・ビジネス・イノベーション・ラボ」を設立

日立、ビッグデータ活用のため専任組織「スマート・ビジネス・イノベーション・ラボ」を設立

株式会社日立製作所は、ビッグデータ(大量データ)の利活用の推進するため、データ分析サービスの専任組織「スマート・ビジネス・イノベーション・ラボ」を4月1日付で情報・通信システム社内に設立すると発表した。

同組織は、これまで研究所や顧客と取り組んできたデータ分析サービスに関する開発成果を本格的に事業展開するために、ビッグデータ利活用の専門家「データ・アナリティクス・マイスター」を結集した専任組織で、データ分析サービスの開発から事業展開までの戦略を統括する。

また、同組織の設立に先立って、日立グループ内のビッグデータ利活用に関する基盤技術群を「Field to Future Technology」として新たに体系化した。同技術群は、ストリームデータ処理技術や分散データ管理技術、並列データ処理技術、時系列圧縮格納技術など同グループの技術をデータの「可視化」「仮想化」「並列化」「抽象化」の4分野に区分して、ビッグデータの処理基盤として整備したもので、それぞれを活用した製品やサービスを順次、拡充する方針だ。

同社は今後、「スマート・ビジネス・イノベーション・ラボ」を中心に、データ分析に関わる研究所やBI、大量データ処理のシステム構築・運営に携わるコンサルタントやSEなどグループ全体で200人超の体制で、これまでの開発成果や「Field to Future Technology」を活用し、幅広い分野でデータ分析サービスを展開する。


日立製作所のWebサイト

発表資料
URL:http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/03/0328d.html
2012/03/29

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