1stホールディングスとセールスフォースが提携－BIツールをForce.com上から提供

帳票やBI（ビジネスインテリジェンス）ツールを提供するウイングアークテクノロジーズ株式会社を傘下に持つ1stホールディングス株式会社は、米Salesforce.com（日本法人：株式会社セールスフォース・ドットコム）と業務提携を結んだと発表した。

両社は提携により、ウイングアークテクノロジーズのBIダッシュボード「MotionBoard」をセールスフォース・ドットコムのクラウドプラットフォーム「Force.com」上で利用できる「MotionBoard for Salesforce」を提供する。

これにより、「Force.com」の標準機能を超えた豊富なBI機能を実現。Salesforce CRMの顧客情報や問い合わせ情報などさまざまな情報を「MotionBoard」の表現力豊かなチャートで可視化し、情報活用を実現するための分析機能を提供する。また、クラウド型コラボレーション支援ツール「Salesforce Chatter」とシームレスに連携して、「MotionBoard for Salesforce」で導き出した分析結果をChatter経由で利用者に通知・共有するボードシェア機能も提供する。

価格はEntry Edition（Salesforce内データ連携）が1ユーザーあたり月額1800円（税抜）で、1企業あたりの初期費用は50000円（税抜）。なお、4月17日からモニターキャンペーンの受付も開始し、先着100社300名にサービスを無料提供する。Standard Edition（基幹システム連携）の価格は1ユーザーあたり月額7500円（税抜）で、1企業あたり初期費用が100000円（税抜）。いずれも正式サービスは2012年12月から提供開始予定。

「MotionBoard for Salesforce」

発表資料
URL：http://www.1st-hd.com/info/upfiles/120416-3.pdf
「MotionBoard for Salesforce」
URL：http://www.variosecure.net/variocloud/
2012/04/17