3カ月で約5000種類の不正Androidアプリを確認―トレンドマイクロ調べ

3カ月で約5000種類の不正Androidアプリを確認―トレンドマイクロ調べ

トレンドマイクロ株式会社は、2012年1-3月期における世界規模でのセキュリティ動向・傾向について分析した報告書を公開した。

モバイル分野では、Android OSを標的にした約5000種類の不正アプリが新たに発見された。実在のゲームやスマートフォン最適化のアプリとして偽物が配布されたり、特定の不正アプリの亜種が多数のアプリに組み込まれて配布される例が確認されたという。

また、ソーシャルメディア分野では「iPad 3を無料プレゼント」と称して不正サイトに誘導する偽広告がFacebookで広がったり、マクドナルドの無料ギフトカードが入手できるサイトと称して成人向け出会い系サイトに誘導するつぶやきがTwitter上に出現。また画像共有SNS「Pinterest」でスターバックスのギフトカードのプレゼントを装った詐欺も確認されたという。

さらにサイバー犯罪の分野では、ランサムウエアが米国だけでなくロシアからヨーロッパ諸国に被害が拡大。またスパムメールの送信国はインドが20%、インドネシアが13%、大韓民国が12%、ロシアが10%という結果になった。



スパム送信国トップ10

スパムメールの不正な添付ファイルのファイル形式


発表資料
URL:http://jp.trendmicro.com/imperia/md/content/jp/threat/report/qsr/2012q1.pdf
2012/04/19

MdN DIのトップぺージ