シマンテック、セキュリティ脅威レポートを発表-悪質な攻撃が前年比81パーセント増

シマンテック、セキュリティ脅威レポートを発表-悪質な攻撃が前年比81パーセント増

株式会社シマンテックは、「インターネットセキュリティ脅威レポート第17号(Internet Security Threat Report, Volume 17)」の調査結果を発表した。

同レポートによると、同社が2011年に遮断した悪質な攻撃は55億件以上で、前年比81パーセントの増加となった。また、マルウェアの亜種の数は4億300万種となり、1日に遮断されるWeb攻撃の数は35パーセント増加した。一方でスパムレベルは低下し、新たに検出した脆弱性は20パーセントの減少となった。

標的型攻撃は増加しており、2011年末までに1日あたりの標的型攻撃は77件から82件に増加した。また、標的型攻撃の50パーセント超が従業員2500人未満の企業、約18パーセントが従業員250人未満の企業を標的としており、大企業だけに限定されなくなっていることがわかった。攻撃の58パーセントは人事・広報・営業など経営幹部以外の従業員を標的としているという。


「インターネットセキュリティ脅威レポート第17号」

発表資料
URL:http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20120501_01
「インターネットセキュリティ脅威レポート第17号」
URL:http://www.symantec.com/ja/jp/threatreport/
2012/05/02

MdN DIのトップぺージ