ソニーと住友電工、高輝度化と広色域化を実現した純緑色半導体レーザーを開発
ソニーと住友電工、高輝度化と広色域化を実現した純緑色半導体レーザーを開発
ソニー株式会社と住友電気工業株式会社は、発振波長530nm帯で100mW以上の光出力を有する純緑色半導体レーザーを開発したと発表した。
同レーザーは従来の窒化ガリウム系緑色レーザーと比べて約2倍の高輝度を実現するとともに、NTSC比182%の広色域化も実現した。
現在、光の三原色(赤・緑・青)の光源のうち赤色と青色の半導体レーザーは量産化されており、緑色については赤外光を光学素子により波長変換したレーザーが主に使われているが、光源が大型で高価という問題があった。また、従来の窒化ガリウム系緑色レーザーは十分な輝度を確保できないという問題があった。
今回、高出力の純緑色半導体レーザーを開発したことにより、光の三原色のレーザー光源がそろうことになり、高輝度と広色域を実現するレーザープロジェクターや携帯型レーザープロジェクターなど幅広い用途への活用が期待される。両社は純緑色半導体レーザーのさらなる高出力化と高効率化、高品質化を目指して引き続き開発を進める方針だ。
純緑色半導体レーザー発振の様子