エリクソン・ジャパン、人体を伝送路に6~10Mbpsの通信速度を達成

エリクソン・ジャパン、人体を伝送路に6~10Mbpsの通信速度を達成
エリクソン・ジャパン株式会社は、新ソリューション「Connected Me」のデモにおいて、人体を伝送路に使って6~10 Mbpsの通信速度を達成するという試みを実証した。

「Connected Me」は、片手に携帯電話、もう一方の手でデバイスに触れると高速で情報を送受信できるというもので、スマートフォンからの音楽のストリーミング伝送/携帯電話で撮影した写真の送信/デバイス上のWebリンクの選択/パスコード送信によるドアの解錠といった、多数のユース・ケースが開発されているという。また、車やホテルの部屋の鍵を開ける時に自分の体を電子回路として利用したり、触れるだけで支払いを行うことも可能だ。さらに、セキュリティに保護された通信であるため、人に触れることなく信号を盗聴することは不可能だとしているほか、ケーブルやコネクタを用意する必要がなく優れたエネルギー効率を実現することができる。


概要イメージ(同社リリースより)

発表資料
URL:http://www.ericsson.com/jp/news/0621_connected_1825133355_c
2012/06/22

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