日立、「Nicira NVP」を活用したネットワーク仮想化ソリューションを提供開始

株式会社日立製作所は、データセンター事業者や通信事業者、データセンターを持つ企業や大学、官公庁向けに、ネットワーク仮想化ソリューションを7月3日に提供開始すると発表した。

同ソリューションは米Niciraのネットワーク仮想化ソフト「Network Virtualization Platform（NVP）」を活用したもので、日立は同ソフトに関する販売代理店契約を締結した。同ソフトは「Software-Defined Networking（SDN）」に基づくネットワーク仮想化を実現する方法としてオーバレイ方式を採用しており、物理的なネットワーク構成に依存せずにネットワークの論理構成を柔軟に変更できる。日立は同ソフトを活用したネットワーク仮想化ソリューションを提供することにより、データセンターの運用効率の大幅な向上を実現する。

具体的には、データセンター向けに導入コンサルティングからシステム構築、保守サポートまでのトータルソリューションを提供する。また、同ソフトを活用した論理ネットワーク構築や、ルータやスイッチなどの物理ネットワーク、サーバやネットワーク運用管理のためのミドルウェア製品なども提供する。

株式会社日立製作所
問い合わせ：044-549-4954
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2012/07/03