カスペルスキーがオンライン金融取引のアカウントを監視する脅威「Gauss」発見

カスペルスキーがオンライン金融取引のアカウントを監視する脅威「Gauss」発見
株式会社カスペルスキーは、感染したパソコンなどからオンラインバンキングのログイン情報、cookieや個人情報を盗む新たな脅威「Gauss(ガウス)」を発見したことを発表した。

Gaussはスパイ型ツールキットで、主に中東のユーザーを標的としているのが特徴。2011年9月から活動を開始したとみられ、2012年6月に初めて検知された。同社のクラウドベースのセキュリティシステムによると、2012年5月終盤から2500件以上の感染が報告されており、被害件数は合計で何万にもなると推定している。現在のところ、レバノン系銀行からデータを盗むよう設計されているが、CitibankやPayPalを利用しているユーザーも標的とされているという。


株式会社カスペルスキー

発表資料
URL:http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207585649
2012/08/13

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