iOS端末情報1200万件が流出、Anonymous関連グループが犯行声明

テキスト投稿・共有サービス「Pastebin.com」において、iPhoneなどiOS端末のユーザー情報約1200万件が流出し、うち約100万件が公開される事件が起きた。

Pastebin.comに投稿された情報はiPadやiPhoneといったApple製品の端末識別コード「UDID」で、国際的ハッカー集団「Anonymous」の一派による犯行声明では、米連邦捜査局（FBI）のノートPCにJavaの脆弱性を利用して不正侵入し、盗み出したものだという。盗み取られたこのファイルには、UDIDに関連しユーザー情報／端末名／端末の種類／携帯電話番号／住所といった個人情報も含まれていたとして、ハッカー集団は「FBIが個人情報を収集している」と批判した。

一方、FBIは捜査員のノートPCに不正アクセスがあった形跡はなく、こういった個人情報を追跡したこともないと発表している。

Pastebin.comの投稿
URL：http://pastebin.com/nfVT7b0Z

FBIサイト 該当の発表資料
URL：http://www.fbi.gov/news/pressrel/press-releases/statement-on-alleged-compromise-of-fbi-laptop
2012/09/05