矢野経済研究所がNFC搭載端末を利用したマーケットの拡大を予測

矢野経済研究所がNFC搭載端末を利用したマーケットの拡大を予測
矢野経済研究所は、NFC(Near Field Communication)を搭載した携帯電話やスマートフォンの市場動向と見通しを調査した。

NFCは近接型非接触ICカードの国際無線規格で、NFCで通信可能な非接触ICカード規格にFeliCa/TypeA/TypeBがある。2011年度におけるNFC搭載ハンドセット(フィーチャーフォン+スマートフォン)とタブレット端末のメーカー出荷数は2175万台。海外でも普及が進んでおり、TypeA、TypeB規格に対応したスマートフォンが導入されることから、同研究所は2012年度には出荷台数は3180万台に達すると予測。

また、これまでは電子マネーや公共交通機関利用を中心にFeliCaが主に用いられてきたが、今後はTypeA、TypeBのスマートフォン導入によりサービス範囲が拡大され、ユーザーの使い勝手向上も期待できるという。


国内NFC搭載ハンドセット(フィーチャーフォン+スマートフォン)、タブレット出荷台数予測(リリースより)

発表資料
URL:http://www.yano.co.jp/press/press.php/000983
2012/09/07

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