総務省が青少年のネットリテラシーに関する実態調査を実施、まとめを発表

総務省が青少年のネットリテラシーに関する実態調査を実施、まとめを発表
総務省は、青少年のインターネット・リテラシーに関する実態調査を実施、結果概要を発表した。

調査は全国の高等学校1年生相当(約2500名)に、テストを実施すると共にアンケートを収集。所在地の人口に基づき3つに区分し、各地区に所属する青少年のリテラシーを比較したところ都市部(人口50万人以上)のリテラシーが相対的に高いことがわかった。

また、リテラシーの男女別能力に差は無く、ネット上の危険に関する学習経験の有無で比較分析したところ、学習経験がある青少年のほうがリテラシーが高かったほか、家庭でネットの危険について話し合いをしているか否かでは、話し合いをしている青少年のほうがリテラシーがやや高いことも明らかになった。

同省では、スマートフォンが普及しインターネットが青少年にとってますます身近になる中、ネットのリテラシー向上が急務だとして、調査結果を啓蒙活動や事業者のサービス改善に役立てていくという。


総務省

発表資料
URL:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000092.html
2012/09/11

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