Google、Chromeの最新安定版をリリース-動画再生時のバッテリー消耗を抑制

Google、Chromeの最新安定版をリリース-動画再生時のバッテリー消耗を抑制
GoogleはWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版となるバージョン23.0.1271.64を公開した。同ブラウザのサイトから無料でダウンロードできるほか、すでに同ブラウザを使用中であれば自動的にアップデートされる。

同バージョンのWindows向けではGPUアクセラレーションに対応した動画デコーディングが可能となり、GPUアクセラレーションに対応した動画デコーディングを利用して動画を再生する際に、グラフィックチップを用いることで、PCのCPUを使った場合よりもバッテリーの消耗を抑制できるようになった。同社にてテストで行ったところ、GPUアクセラレーションに対応した動画デコーディングが有効の場合は、バッテリー寿命が25%長持ちしたという。

さらに、現在地情報やカメラ、マイクへのアクセスなどの許可が必要なWebサイトを個別に管理できるようになった。アドレスバーのページアイコンや鍵アイコンをクリックすることで許可のリストを開いて設定可能となる。

このほか、Do Not Track の申請をWebサイトやWebサービスに送信できるオプションも追加した。申請の有効性は各サイト/サービスがどのように返答するかで異なるため、同社では共通の返答方法を設定できるように取り組んでいるという。


許可のリスト

Google Chrome
URL:https://www.google.com/intl/ja/chrome/
2012/11/08

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