博報堂DY、47都道府県メディア接触分析レポートを公開——地域で異なる特徴

博報堂DY、47都道府県メディア接触分析レポートを公開——地域で異なる特徴
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は、全国47都道府県に住む生活者の主要6メディアに対する接触状況を分析した、「全国47都道府県メディア接触分析」を実施した。

「主要6メディア」とは、テレビ/ラジオ/新聞/雑誌/PCネット/携帯ネットのこと。分析の結果、各都道府県における生活者のメディア接触パターンは、①カントリーマス、②ラジエリアン、③テレビラバーズ、④アベレージニッポン、⑤ネットシチズンの5通りに分類できることが明らかとなった。

「カントリーマス」は、広大な大地と自然に恵まれたエリアに住むテレビ・新聞愛好層。北海道、青森、熊本、宮崎などが該当する。また、鉄道がほとんど無く移動手段が車に限られるため、ラジオ利用時間が長い「ラジエリアン」は沖縄に特有のパターンだという。このほか、メディアの総接触時間が長く、PC・携帯のインターネットが突出して長居デジタル先進層「ネットシチズン」は東京に特有の傾向だと分析している。

この結果から同社は、ソーシャルメディアの普及やスマートフォンをはじめとする情報機器の登場によって、メディア接触状況は変化しつつあるが、全国規模でメディア接触状況の変化が均一に進んでいるわけではなく「地域によって特徴が分かれている」という見方を示した。


グループ別構成比(%)
(発表資料より)

発表資料
URL:http://www.media-kankyo.jp/news/report/20121127_2679.html
2012/11/29

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