Android狙う不正アプリ、1年で300倍——トレンドマイクロ年間レポート

Android狙う不正アプリ、1年で300倍——トレンドマイクロ年間レポート
トレンドマイクロ株式会社は、「2012年度インターネット脅威年間レポート」を発表した。

発表では、2012年の脅威傾向を「スマホ向け不正アプリの増加とソーシャルエンジニアリングの変化」「国や地域に特化した脅威」「持続的標的型攻撃のキャンペーン」「ソーシャルメディアが攻撃の入り口に」の4つに分類。

特に不正アプリにおいては、2010年8月にAndroid端末向け不正アプリが初めて確認され、2011年12月には約1000個に、2012年11月時点で31万4000個と約1年で300倍以上に増加。2012年下半期には騙しの手口が変化、不正アプリが偽装するカテゴリが増加し、ユーザーを騙すソーシャルエンジニアリングの手法が広がった。

また、FacebookやTwitterだけでなく、PinterestやInstagramといったSNSでユーザーに攻撃を仕掛ける例が確認され、攻撃の入り口として従来のメールだけでなく、ソーシャルメディアも常套化してきているという。


Android端末に感染する不正アプリ数 2011年12月〜2012年11月(累計)

発表資料
URL:http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20121218094256.html
2012/12/25

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