センチュリー、液晶画面と音声で地震情報を伝える家庭用の小型端末を発売

センチュリー、液晶画面と音声で地震情報を伝える家庭用の小型端末を発売
株式会社センチュリーは、高度利用者向け緊急地震速報/津波情報/噴火情報を伝える情報端末「地震の見張り番@home」を発売した。タッチパネルやスピーカーを搭載し、画面と音声で素早く情報を得ることが可能。緊急時に役立つラジオ機能やLEDライト、各種端末の充電が可能なUSB端子も搭載されている。価格はオープンで、参考価格としての直販価格は3万1500円。

本製品は、発電所や新幹線などの限られた施設で利用されている「高度利用配信」の緊急地震速報を、一般家庭でも受信できる端末だ。インターネットに常時接続した状態で用い、予測震度/到達秒数/マグニチュード/震源の深さ/震源地が知らされる。通常の広範囲区分での「地域別演算」ではなく、速報機を設置している場所の緯度経度で現在地を算出する「現地演算方式」を採用することで、よりピンポイントな情報通知を実現。過去の地震情報のデータベース化による「再現シミュレーション機能」や、自身で震度や到達秒数を設定して行える「任意訓練機能」も搭載されている。

折りたたみ時の本体サイズは146(幅)×101(高さ)×43(奥行)mmで、重量は約350g。なお、情報配信料は配信の提供を開始した日から5年間無料となっており、6年目以降は新たに端末の購入が必要となる。


「地震の見張り番@home」

株式会社センチュリー
価格:オープン
URL:http://www.century.co.jp/
2012/12/26

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