NTTドコモ、「LTE-Advanced」実用化に向け高密度基地局装置の開発をスタート
NTTドコモ、「LTE-Advanced」実用化に向け高密度基地局装置の開発をスタート
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ（NTTドコモ）は、LETを高度化した通信方式「LTE-Advanced」の展開に向け、「高度化C-RAN アーキテクチャ」を実現する高密度基地局装置の開発を行うと発表した。
「C-RAN」はCentralized Radio Access Networkの略で、基地局制御部を集中設置するネットワークアーキテクチャ。高度化C-RAN アーキテクチャは、LTE-Advancedの主要な技術である「キャリアアグリゲーション技術」を活用し、広域エリアをカバーするマクロセルと局所的なエリアをカバーするスモールセルを高度に連携させる、同社が提唱する新たなアーキテクチャだ。実用化されれば、駅や大規模商業施設など通信料が特に多い地域において、集中的に無線容量とスループットの向上を実現できる。