米グル―ポン、業績不振でメイソンＣＥＯを更迭。“おせち”騒動から2年

米グルーポンは28日（米国時間）、CEOで創業者でもあるアンドリュー・メイソン氏の退任を発表した。後任は、エリック・レフコフスキー会長と、テッド・レオンシス副会長が共同で暫定CEOを務める。

同社は、クーポン共同購入サイトの最大手。第4四半期の決算で赤字となるなど業績不振が続いており、さらに会計処理の不手際などが重なって株価も低迷、トップの交代を求める声が大きくなっていた。

2011年には、スカスカの中身で商品が画像と大きく異なる“おせち問題”でも話題になったグルーポン。メイソン氏はお詫び動画に出演していたので、記憶に残っているユーザーもいると思われる。同社は株式公開からいいところがないが、CEOの交代で浮上を計るものとみられる。

発表資料