警察庁、サイバー攻撃特別捜査隊を設置—全国約140人の専従捜査員体制
警察庁、サイバー攻撃特別捜査隊を設置—全国約140人の専従捜査員体制
警察庁は28日、サイバー攻撃対策の強化のため、4月1日付けでサイバー攻撃特別捜査隊を設置すると発表した。
同発表によると、サイバー攻撃特別捜査隊が設置されるのは、北海道・宮城・警視庁・茨城・埼玉・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・香川・福岡の13都道府県警察。サイバー攻撃から個人の生命・身体及び財産を保護し、公共の安全と秩序を維持することを任務とするという。
捜査員には、警備情報の収集や警備犯罪の捜査に従事してきた捜査員のほか、情報通信部門・生活安全部門や民間企業の技術者の中途採用、サイバーテロ対策専科の修了者などを登用し、多様な能力を有する捜査員を配置することでサイバー攻撃に対応する。
同隊は管轄区域内の操作の推進と他の都道府県警察に対して技能や技術面の支援も行っていくという。また、警察庁情報通信局などとも緊密に連携を取っていく。