安否情報確認サイト「J-anpi ～安否情報まとめて検索～」が東京都や千葉市などと連携拡大
安否情報確認サイト「J-anpi ～安否情報まとめて検索～」が東京都や千葉市などと連携拡大
日本電信電話株式会社（NTT）・日本放送協会（NHK）・NTTレゾナント株式会社は1日、安否情報をまとめて検索・確認できる共同サイトWeb共同サイト「J-anpi ～安否情報まとめて検索～」の連携先に、自治体や大学、商工会議所が加わると発表した。
「J-anpi ～安否情報まとめて検索～」は、大規模災害時に、各通信キャリアの災害用伝言板や、報道機関、各種企業・団体が保有する安否情報をまとめて検索・確認できるWeb共同サイト。2012年10月の運用開始時点では10社12種類の情報が一括検索可能だったが、今回、東京都・千葉市・兵庫県猪名川町の各自治体、静岡県立大学、名古屋商工会議所、Comverse Incが連携先に加わった。
連携拡大によって、自治体がまとめる避難者名簿の情報や大学の学生の安否情報、商工会議所が持つ会員企業の従業員・家族の安否情報なども新たに一括検索できるようになった。
現在、「J-anpi」の運営に新聞社の一部が参加することを検討中であり、実現すればさらなる情報の拡充が期待される。