プロ棋士VSコンピュータの「第2回将棋電王戦」第4局、持将棋引き分けに

プロ棋士VSコンピュータの「第2回将棋電王戦」第4局、持将棋引き分けに
株式会社ドワンゴと公益社団法人日本将棋連盟は、4月13日に東京・将棋会館で行われたプロ棋士とコンピュータが対戦する「第2回将棋電王戦」五番勝負の第4局において、塚田泰明九段とコンピュータソフト「Puella a(開発:伊藤英紀氏)」の対局が、大熱戦の末、規定により230手で持将棋(互いに玉が相手の陣地に入る将棋)引き分けとなったと発表した。

今回の電王戦で引き分けとなったのは初めて。塚田泰明九段は今回の対局について、「チーム戦ですから自分が負けたら終わり。最低でも引き分けにと思っていました」とコメント。一方、「Puella a」の開発者である伊藤英紀氏は、「入玉の将棋は、2年ぐらい前から比べると多少はましになりましたが、詰めが甘かった」とコメントした。

これで五番勝負の対戦成績はコンピュータが2勝、プロ棋士が1勝、引き分け1となった。なお、これまでと同様、大盤解説会は東京都港区「ニコファーレ」で催されて、対局・大盤解説などの模様は、動画サイト「niconico」内のサービス「ニコニコ生放送」で生中継された。次回対戦は4月20日に三浦弘行八段と将棋ソフト「GPS将棋」が同所で対局する予定だ。


「第2回将棋電王戦」公式サイト

「第2回将棋電王戦」公式サイト
URL:http://ex.nicovideo.jp/denousen2013/
2013/04/15

MdN DIのトップぺージ