KDDIウェブコミュニケーションズ、クラウド電話API「Twilio」の提供を開始
KDDIウェブコミュニケーションズ、クラウド電話API「Twilio」の提供を開始
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズは、米国発のクラウド電話APIサービス「Twilio」の国内での提供を開始した。この「Twilio」は、利用開発者数15万人、サービス提供国40ヵ国以上を誇り、米国で大いに注目を集めているTwilio社のサービス。株式会社KDDIウェブコミュニケーションズとTwilio社とは2012年10月に業務提携を締結しており、日本での利用環境が整えられた。
本サービスでは、050番号での受信と発信/音声合成によるテキスト読み上げ/オーディオ再生/通話の録音と保存/最大40人が参加できる電話会議/SMSによるメッセージ送受信といった機能が利用可能(SMS機能は現在は未提供/順次提供開始予定)。ユーザーがWebサイト上のボタンをクリックするだけで電話発信できたり、ユーザーの閲覧中のURL情報の自動送信で、電話の受付担当者が顧客の問い合わせ内容を瞬時に把握できたりする仕組みなどを手軽に実装できる。
初期費用は無料で、電話番号利用料は月額490円。通信料は固定電話宛が9円/1分、携帯電話宛が19円/1分、VoIP宛が0.25円/1分で、VoIPからの着信料は0.25円/1分、VoIP以外からの着信料は1円/1分となっている。なお、本サービスの開始に伴い、2012年4月から提供されてきた「boundio」は新規提供を終了している。