友人に利用していることを教えないSNS「ある」は3人に1人以上

友人に利用していることを教えないSNS「ある」は3人に1人以上
トレンド総研は、SNSにおける自己表現がどのようになっているのか、「SNS上の人格事情」に関する調査を実施した。調査結果からは、リアルとSNSにおける人格の使い分けの実態が明らかとなった。

調査によると、「友人や知人に、利用していることを知らせていないソーシャルメディアはありますか?」という質問に対し「友人・知人の誰にも知らせていないメディアがある」と回答した人が37.3%で、3人に1人以上が友人・知人に知らせずに使用しているSNSがあることが判明した。

また、Facebookユーザーのうち20.8%が匿名で登録しており、実名制を謳うFacebookでも5人に1人以上が匿名登録していることがわかった。さらに、Twitterユーザーでは80.6%・5人に4人が匿名だった。最も匿名でのユーザーが多いのは「Mobage」の90.0%。

このほか、匿名と実名両方でSNSに登録しているユーザーに「匿名で登録しているメディアと実名で登録しているメディアとでは投稿内容を変えていますか?」と質問したところ、「投稿内容を変えている」と回答したユーザーが52.7%で、「仕事と趣味をわけたい」「自分だとバレたくない」といった、「ネット上での自分の世界を持ちたい」という考えが多く見受けられたという。

こうした調査から、SNSを匿名と実名とで使い分けたり、SNSとリアルとで人格を使い分けている人が多く存在し、「自分」を表現している実態が明らかとなった。


「友人や知人に、利用していることを知らせていないソーシャルメディアはありますか?」に対する回答

トレンド総研
URL:http://www.trendsoken.com/
2013/04/22

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