JAXA（宇宙航空研究開発機構）にまた不正アクセス--国際宇宙ステーション「きぼう」情報
JAXA（宇宙航空研究開発機構）にまた不正アクセス--国際宇宙ステーション「きぼう」情報
JAXA（宇宙航空研究開発機構）は23日、4月18日に、インターネット接続したJAXAのサーバーへ外部から不正アクセスがあったと発表した。
同発表によると、不正アクセスされた情報は、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の運用準備に使われる参考情報と「きぼう」運用関係者の複数のメーリングリストの2つ。
不正アクセスが判明したのは4月18日。当該サーバーの通信記録の定期確認の際に、不審なIPアドレスからのアクセス記録を発見。直ちに当該サーバーをネットワークから切り離して調査すると、4月17日深夜に当該サーバーへの不正アクセスが判明したという。現在は、原因及び影響についての調査中とのこと。
JAXAによると、今回アクセスされた情報は、「きぼう」の運用に直接使われるものではなく、運用に支障を来すものではないとしている。
JAXAではおととしと去年にも不正アクセスによる情報漏えいを起こしており、セキュリティーが改善されていないことが浮き彫りになってしまった。
JAXAではおととしと去年にも不正アクセスによる情報漏えいを起こしており、セキュリティーが改善されていないことが浮き彫りになってしまった。