FFRI、あと1年でサポートが切れる「Windows XP」に対し、セキュリティソフトのサポートを続行
FFRI、あと1年でサポートが切れる「Windows XP」に対し、セキュリティソフトのサポートを続行
株式会社フォティーンフォティ技術研究所は24日、セキュリティ対策ソフト「FFR yarai」と「FFR yarai 脆弱性攻撃防御機能」について、「Windows XP」と「Windows Server 2003」を2017年12月31日までサポートすると発表した。
両製品は、同社の法人向けセキュリティ対策ソフト。「FFR yarai」は、4つのヒューリスティックエンジンを用いて標的型攻撃などから情報資産を守り、「FFR yarai 脆弱性攻撃防御機能」は、「FFR yarai」が持つ4つの検出エンジンのうち、脆弱性攻撃を防御するエンジンを切り出した製品となっている。
Microsoftからは、「Windows XP」は2014年4月8日まで、「Windows Server 2003」2015年7月14日までとサポート終了期限が発表されているが、サポート期限切れ後も使用する企業が少なからずあることを想定し、サポートの続行を決めたという。
具体的なサポート期限切れ後の危険性については、脆弱性攻撃やマルウェア感染、アプリケーションの脆弱性に対して無防備になってしまうという。
同社では、基本的には新OSへの移行を推奨しているが、新OSへの移行完了が困難な企業に対して、低コストでセキュリティリスクを低減する新たな選択肢を提供していくとしている。