警察庁、「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況等を発表--通報件数は過去最多

警察庁、「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況等を発表--通報件数は過去最多
警察庁は2日、日本でのインターネット上の違法・有害情報の通報受付窓口である「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況等を発表した。

同発表によると、センターが受理した通報件数は19万6474件(前年比+2万220件)で、2006年6月1日の運用開始以来、過去最多となっている。


過去5年の通報受理件数及び違法・有害情報該当件数の推移

通報受理後、サイト管理者等への削除依頼は違法:1万7503件、有害:7738件となり、うち、違法:1万5872件(90.7%、前年比+26.8)、有害:6167件(79.7%、前年比+30.7)が削除に応じている。


通報受理後の処理の流れ

また、センターから受けた通報による検挙件数は3303件(前年比+1704件)となっている。この、大幅な検挙件数の増加は、「全国協動捜査方式」の定着化によるところが大きいとしている。


センターからの通報に基づく検挙状況
(違法情報における分類別検挙件数等)

今後は、インターネット上の環境浄化のために、違法・有害情報対策を進めていくという。


「インターネット・ホットラインセンター」の運用状況(平成24年中)

発表資料
URL:http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h24/pdf03.pdf
2013/05/02

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