パナソニック、高画質なフルハイビジョン動画撮影に対応したミラーレス一眼「DMC-G6」

パナソニック、高画質なフルハイビジョン動画撮影に対応したミラーレス一眼「DMC-G6」
パナソニック株式会社は14日、小型・軽量ボディながら画質と動画撮影機能を向上させたミラーレス一眼カメラ「LUMIX DMC-G6」を、6月20日から発売すると発表した。価格はオープンで、予想実売価格はボディのみが8万円前後、新望遠ズームレンズ付属が12万円前後、新標準ズーム+望遠ズームレンズが11万円前後、電動標準ズームレンズ付属が10万5000円前後。カラーはブラック/シルバー/ホワイト。

本製品は、撮像素子に4/3型 Live MOSセンサーを搭載した(1605万画素)ミラーレス一眼カメラ。静止画だけではなく、動画の性能の向上を求めるユーザーの声に応える形で、動画機能の強化を実現したという。

動画は、高画質フルハイビジョンで、保存形式はパソコンやスマートフォンと連携しやすいMP4とパナソニックとソニーのビデオフォーマット規格「AVCHD Progressive」に対応する。また、クリエイティブ動画モードでは、動画撮影時に絞りやシャッタースピードを設定でき、動く被写体にもピンを合わせ続けるなど、AF性能も向上しているという。

静止画に関しては、新開発の「ヴィーナスエンジン」により、夜景や暗所でも高画質な仕上がりを実現。さらに、最適なノイズリダクション処理、拡張ISO25600の高感度撮影、新搭載の新2次元ノイズリダクションと新マルチプロセスノイズリダクションによる、ざらつきのないクリアな画質での撮影ができるという。

撮影機能では、連写機能を強化。高速連写(7コマ/秒・記録画素数16M)、電子シャッター・超高速連写(40コマ/秒・記録画素数4M 4:3時)となっている。また、動く被写体にピントを合わせたままでの撮影時には、動体追従連写(5コマ/秒・記録画素数16M)となる。起動に関しては、電源オンから撮影まで0.5秒のクイックレスポンスを実現。動画撮影時の待機時間は、動画ボタンを押してから1秒となっている(MP4形式)。

モニターは約104万ドットのタッチパネルモニターを搭載。左180度、上下270度の可動式で、ローアングルからハイアングルまで、幅広い撮影シーンに対応する。撮影時は、モニターの被写体にタッチすれば、ピント合わせや撮影ができるタッチ操作も可能。

ほかに、Wi-FiとNFC搭載による他デバイスとの接続機能やファインダーを覗くと自動ピントあわせできる「アイセンサーAF」機能、撮影写真を合成してストップモーション動画を作成する「コマ撮りアニメ」機能などを搭載する。


「LUMIX DMC-G6」ボディ・ブラック
レンズ「LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S」装着時

パナソニック株式会社
予想実売価格:
8万円前後「LUMIX DMC-G6」ボディのみ
12万円前後「LUMIX DMC-G6」ボディ+新望遠ズームレンズ
11万円前後「LUMIX DMC-G6」ボディ+新標準ズーム+望遠ズームレンズ
10万5000円前後「LUMIX DMC-G6」ボディ+電動標準ズームレンズ
URL:http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/05/jn130514-1/jn130514-1.html
2013/05/14

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