Adobe、Adobe Reader/Acrobatで27件、Flash Playerで13件の脆弱性を修正するアップデート

Adobe、Adobe Reader/Acrobatで27件、Flash Playerで13件の脆弱性を修正するアップデート
米Adobe Systemsは14日(米国時間)、Adobe Reader/Acrobat・Flash Player・ColdFusionについて、脆弱性を修正する定例のアップデートを公開した。

Adobe Reader/Acrobatに関しては、計27件の脆弱性を修正した。これにより、システム強制終了や、対象システムが攻撃者に制御されたりする可能性のある脆弱性が解消されるという。

同時に、対象ソフトフェアごとの最新版[Adobe Reader/Acrobat XI(11.0.3)、Arobe Reader/Acrobat X(10.1.7)、Adobe Reader/Acrobat 9(9.5.5)]へのアップデートを推奨している。

Flash Playerに関しては、計13件の脆弱性を修正している。修正により、システム強制終了や、対象システムが攻撃者に制御されたりする可能性のある脆弱性が解消されるという。

アップデートが推奨される最新版はWindows/Mac版が11.7.700.202、Linux版が11.2.202.285、Android 4.x版が11.1.115.58、Android 3.x/2.x版が11.1.111.54となっている。また、Flash Player内蔵のGoogle ChromeとWindows 8向けInternet Explorer 10は、各ブラウザがアップデートを提供している。

ColdFusionに関しては、計2件の脆弱性を修正。リモートで任意のコードを実行する不正操作が既に確認されているので、アップデートが推奨されている。対象ソフトはColdFusion 10/9.0.2/9.0.1/9.0となっている。


発表資料

Flash Player に関するセキュリティアップデート公開
URL:http://helpx.adobe.com/jp/flash-player/kb/cq05140122.html

Adobe Reader および Acrobat に関するセキュリティ情報
URL:http://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cq05131839.html

ColdFusionに関するセキュリティ情報
URL:http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb13-13.html
2013/05/15

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