Google、被災地の経済復興を支援する「イノベーション東北」を開始
Google、被災地の経済復興を支援する「イノベーション東北」を開始
Googleは、東日本大震災の影響を大きく受けた岩手県、宮城県、福島県の3県の経済復興を支援するプロジェクト「イノベーション東北」を開始した。
同プロジェクトは、インターネットの力で東北のビジネスとコミュニティの復興を支援する活動で、同プロジェクトのサイトを、インターネットを活用する上で事業者が直面する疑問や困ったことについて日本全国から知見やアイディアなどの支援を受けられる場として提供する。
事業者からの質問やお願いは同サイト上の「復興と支援のマッチング」コーナーに掲載する。インターネットを活用した事業に知見のある個人や企業は、サポータープログラムに参加することで、これらの質問に回答したり、支援したりすることができる。また、同プロジェクトを通じて出会った東北のビジネスとサポーターが生み出すコラボレーションについても、同サイトにて紹介する。
また、同プロジェクトでは、事業者ごとに異なるニーズをくみ上げて、それに合ったインターネットツールの導入支援を行うために、現地で復興支援に取り組んでいるコーディネーターの協力を得ながら、ビジネス支援ワークショップの開催や、「Google Apps for Business」の1年間無償提供および導入支援セミナーを賛同企業パートナーと実施する。
「Google Apps for Business」の1年間無償提供については、岩手県、宮城県、福島県に本拠地を持つ従業員数が1000人以下の企業、自治体、公共団体および認定NPOを対象に、8月31日まで受け付ける。
イノベーション東北