BSA、違法コピー対策の「報奨金プログラム」を開始-最大で100万円を提供

BSA、違法コピー対策の「報奨金プログラム」を開始-最大で100万円を提供
著作権保護団体BSA | The Software Allianceは、違法コピーの一掃を目的として「報奨金プログラム」を開始することを発表した。組織内違法コピーの解決につながる有力情報の提供者に対して報奨金を提供する試みで、2013年6月1日(土)〜7月31日(水)までの期間限定で実施される。

本プログラムで対象となるのは、期間中にBSAの通報フォーム(URL:https://www.bsa.or.jp/report/form.asp)から寄せられた組織内違法コピー関連情報(情報受領日はBSAのシステム側の受信記録により判断)。この“組織内違法コピー”とは、企業/学校/病院など複数のコンピュータでソフトウェアを用いる組織内における違法コピーのことで、たとえば1台のパソコンでのみ使用が許可されているソフトウェアを、1つしか購入せずに複数のパソコンに使い回してインストールしているケースなどが該当する。

報奨金は権利者が対象組織から和解金(損害賠償金)を受領した場合にのみ支払われ、情報提供に基づく手続き/調査の有無や方法などは全てBSAおよびメンバー企業の裁量となる。報奨金額は違法コピーの規模(対象組織から支払われた和解金の金額)によって変動し、最大で100万円。なお、公的機関/公的機関に準じる民営化企業などは対象外で、BSA/メンバー企業または他の著作権侵害防止団体における既知の情報も対象から除かれる。


「適用条件」URL:https://www.bsa.or.jp/houshoutekiyou.html
※上記URLは2013年6月1日公開予定

BSA | The Software Alliance
URL:http://www.bsa.or.jp/
報道発表資料URL:http://www.bsa.or.jp/press/release/2013/0530.html
2013/05/31

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