ハピネット・オンラインに不正アクセス－顧客情報が閲覧された可能性
ハピネット・オンラインに不正アクセス－顧客情報が閲覧された可能性
株式会社ハピネットは、同社が運営する「ハピネット・オンライン」において、外部からなりすましによる不正アクセスを受け、顧客情報が不正に閲覧された可能性があると発表した。
同社は5月31日、同サイトにおいて大量のログインエラーが発生していることを確認。直ちに調査を開始したところ、顧客になりすました不正アクセスの痕跡があることを発見したため、同日の22時38分に同サイトの停止およびアクセスの遮断を行うとともに、閲覧された可能性のある顧客情報の調査を開始した。
調査の結果、不正アクセスのあった期間は2013年4月24日からであることを確認した。不正に閲覧された可能性のある顧客情報は氏名・住所・電話番号・生年月日・性別・メールアドレス・クレジットカード番号および有効期限などで、最大9609名の情報が閲覧された可能性がある。また、このうち3909名についてはクレジットカード情報が閲覧された可能性があるという。
同社は問い合わせ窓口を設置するとともに、不正に閲覧された可能性のある顧客には、同社にてパスワードの初期化を行った上で、メールにて個別に謝罪し、パスワード再設定を依頼するとしている。さらに、すべての顧客に対して同サイト上で不正アクセスがあった旨を告知して、パスワード変更を呼びかける。また、引き続き原因の徹底究明と再発防止策に取り組むとともに、顧客の金銭的被害が発生しないようクレジットカード各社との連携を図りながら対処するとしている。
発表資料