アドビ、PhotoshopやIllustratorがサブスクリプション制となる「Creative Cloud」の刷新

アドビ、PhotoshopやIllustratorがサブスクリプション制となる「Creative Cloud」の刷新
米Adobe Systems Incorporatedは17日(米国時間)、PhotoshopやIllustratorなどのクリエイティブツールを提供する、「Adobe Creative Cloud」のメジャーアップデートを行ったと発表した。価格は、全てのソフト・サービスを利用できる個人版が月額5000円、学生・教職員版は月額3000円(共に年間プランの場合)。なお、CS3からCS5.5までのCS製品を使っているユーザーは最初の1年に限り月額3000円で利用できる。

今回のアップデートにより、これまでは「CS(Creative Suite)」シリーズとしてきた製品群を、「CC(Creative Cloud)」シリーズとしブランドを刷新した。販売方法も、パッケージの売り切り型だったのを、月額サブスクリプション制にし、今後の新バージョンは「Adobe Creative Cloud」上で提供される。今回、CCシリーズとしてリリースされたのは、15製品となっている。

新機能としては、Photoshopに画像のディテールや境界線を美しく際立たせる「スマートシャープツール」が、Illustratorにはテキスト上で個々の文字を編集できる「文字タッチツール」機能の向上などが加わっている。

また、「Adobe Creative Cloud」では、複数デバイスにおよぶ制作環境全体が同期および管理されるほか、クリエイティブソーシャルメディア「Behance」と連携し、クリエイターの作業環境やつながりにも変化を与えるとしている。


「Adobe Creative Cloud」

発表資料
URL:http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/20130618_CCShipment.html
2013/06/18

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