マイクロソフト、「スタートボタン」的な新機能を試せる「Windows 8.1」プレビュー版公開
マイクロソフト、「スタートボタン」的な新機能を試せる「Windows 8.1」プレビュー版公開
米Microsoftは26日（米国時間）、「Windows 8」のアップデートとなる「Windows 8.1 Preview」（コードネーム・Blue）と「Windows RT 8.1 Preview」をリリースした。Windows Storeからプロダクトキー無しでインストールできる。
「Windows 8.1」は、6月26～28日に米サンフランシスコで開かれた開発者会議「BUILD 2013」で発表された、「Windows 8」のアップデート版。
「Windows 8」で廃止になっていた「スタートボタン」が復活し、その使い勝手に注目が集まっている。実際は「Windows 7」までの「スタートボタン」とやや機能が異なるとみられるが、再起動やシャットダウンの操作が簡単になり、より多くのシステムコントロールが可能になっている。
そのほかの改良点としては、パーソナル設定、検索、アプリ、Windows Store、クラウドの接続性が改善され、セキュリティや信頼性の機能について向上されたという。
なお、プレビュー版は新機能が試せる一方、予期せぬエラーの発生やパソコンのクラッシュ、重要なファイルの消失、アンインストールできないなどの不具合があるので、インストールは経験豊富なパソコンユーザーのみに推奨されるとしている。
システム要件はCPU 1GHz以上、メモリ1GB（32ビット）または2GB（64ビット）、HDの空き領域16GB（32ビット）または20GB（64ビット）、グラフィックカードWDDM ドライバー搭載の MicrosoftDirectX 9 グラフィックス デバイスとなっている。言語は日本語を含む13言語に対応している。